防府市台道にあるパン屋さん「光浦醸造ベーカリーebb&flow」へ行ってきました。
こちらのパン屋さんはもともと味噌や甘酒などを製造していた「光浦醸造」が2022年にオープンしたお店です。
味噌とパンは“発酵”という共通点がありますが、老舗味噌屋さんの作るパンとは果たしてどのような味なのか気になって仕方がないので実際に購入してきました!
甘酒を使ったスムージーも美味しかったです!
防府市台道のパン屋さん「光浦醸造ベーカリーebb&flow」
1865年に創業し味噌などを製造し続けてきた光浦醸造。とても歴史のある老舗味噌屋さんですが、なぜパン屋さんをオープンすることになったかというと…
次第にパンが日本人の食生活に浸透するにつれ、味噌の需要が落ち込むようになりました。しかし味噌もパンも“発酵”という共通点があります。そこで味噌とパンの共存共栄を目指し、2022年8月5日=発酵の日に「光浦醸造ベーカリーebb&flow」がオープンしました。
こちらが光浦醸造ベーカリーebb&flowの外観です
店舗はJR大道駅から歩いて2~3分で行ける距離にあります。すぐ隣には光浦醸造の本社と販売所もありました。
テレビ番組「旅サラダ」でも紹介され、伊原六花さんも訪れています
米と米麹と水から作る「酒種(さかだね)」を酵母に採用しているということで、どんなパンがあるのか楽しみです!
パンのメニューには酒種や甘酒仕込みの商品が多数
この日は平日のお昼ごろに訪問しました。お店の周辺はそれほど交通量も多くないためとても静かです。店内へ入るとお店の真ん中に大きなテーブルがあり、そこにたくさんのパンが並べられていました。
こちらは甘酒で仕込んだメロンパン。ナッツやチョコ、紅茶に抹茶と種類豊富です。和を感じさせる色合いですね。
こっちはレモン酵母で焼き上げたベーグル。くるみやチーズ、黒ゴマなどベーグルもいろんな種類があります。
酒種の塩パンもありました。先ほどパンは“レモン酵母”でしたが、こっちにあるのはレーズン酵母を使用したパンです。酵母によってほのかに風味が変わるのでこちらのパンも気になるところ。
レーズン酵母のドーナツや酒種焼きカレーパンなど、とにかく酵母にこだわったパンがたくさんあるので、後味や風味が通常のパンとどう違うのか食べ比べしても面白そうです。
酒種を使用したしっとり食感の食パンもありました。
光浦醸造ベーカリーebb&flowにはイートインスペースもあります。8人くらいは座れるようになっていたので、お客さんが少ないときにはここでゆっくりとパンを楽しむのも良さそうです。
店内にはトースターもあるので、自分で温めて食べることもできますよ
感想:ほのかに風味を感じられて美味しい
今回は3つのパンとドリンクを1つ購入してみました。
まずはブルーベリー甘酒スムージー(540円)です。甘酒スムージーって珍しいかも。
もともと甘酒が大好きなんですが、麹の風味をしっかりと感じます。今までに飲んだことの無い新感覚のドリンクかも?個人的には大好きなので、毎日でも飲みたいくらいでした。
ではパンをいただきますよ!まずはレモン酵母の黒ゴマチーズベーグル(290円)から。
黒ゴマの風味が強いですが、ほんのりレモン酵母の酸味らしきものもあるような気がしました。このままでも美味しいですが、温めるとさらに美味しくなります。
続いては甘酒仕込ドッグパン(150円)。
密度が高いです。甘酒感はあまり感じられませんが、弾力があってちょうどいい甘さで美味しかったです。
ラストは甘酒仕込みチョコメロンパン(220円)。
表面のチョコ生地の部分がクッキーのようなほろほろ食感。一口かじると中と表面の生地がすぐに分離してしまうのでこぼさないように気を付けつつ頂きます。こちらも美味しかったです。ごちそうさまでした。
駐車場は全部で16台分あった
光浦醸造ベーカリーの前には5台分、隣の光浦醸造に3台分、そして道路を挟んで向かい側にある臨時駐車場が7台分あります。
甘酒や味噌など麹が好きな人はハマると思うのでぜひ足を運んでみては?
住所 | 山口県防府市台道3531−4 |
営業時間 | 11時~16時 |
定休日 | 日月・第3火曜・盆・年末年始 |
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